現代の不自然な生活環境は、心や身体のストレスを生み出し、姿勢に影響します。悪い姿勢による背骨への負担は、筋肉や神経の 機能低下をもたらし、病気の原因となります。カイロプラクティックでは背骨に歪みを起こす（実際にゆがむのではなく、多くの場合、 組織が変形するのではありません。ご安心下さい。X線撮影して骨の位置が変わって見えるのは関節間の機能性が悪化した所とそ うでない所の差によってみえますが…）これら神経機能を変調させている部位をサブラクセーションと 呼びます。

カイロプラクティックはこれら背骨の不調和をアジャストメントという徒手技術で整えます。すると神経系の状態が改善され、自然治 癒力や免疫力の機能が高まり生命体としてのヒト本来の力が最大限に発揮されると据えます。

療法の起源は古代ギリシャ、ヒポクラテスの時代までさかのぼります。「いわゆる痛いところに手を当てる」素朴な中にも信頼できる効果は人々に浸透しておりました。しかし、その後衰退しました。（17～18世紀ごろ）一説によると結核や梅毒など伝染病の流行で、診 断技術の未発達な当時は衛生面の認識も低く背骨への操作が有害であったとも考えられています。

　

1895年にアメリカのD.D.Palmer(ダニエル・デビット・パーマー)により始めて関節矯正の療法が体系つけられました。もとは磁気治療師でしたが、症状の改善と関節に働きかけることの重要性に気づいたからです。パーマー先生は学校を創設し、カイロプラクティック教育に熱心でした。その後、様々な研究や治験を経て、今日までカイロプラクティックは筋肉や骨格構造から、より良い健康を追求する専門職として発展しています。

カイロプラクティックは命名されてまだ110年ほどですが、今では治療者の団体WFC(世界カイロプラクティック連合：参加80カ国)がWHO（世界保健機構）が認める医学として現在約38ヶ国で法制化されています。

今やカイロプラクティックはさまざまな症状に対して効果をあげています。これは専門家教育を受けた者（カイロプラクター）が施術するからです。カイロプラクターと名のれるのは大学教育（4200時間）以上によって養成された健康問題のスペシャリストのみです。

当センターは国際公認の教育を修了したカイロプラクターがおひとりごとに言わばオーダーメイドで処方し、改善策を提案いたします。 様々な身体のトラブルに対して、安全で有効的な治療を提供いたします。

わたし達は生物として共々に唯ひたすらこの世界の中で生きている。たった一つの命・・・ここに在ることの意味は・・・ただ、出遭えたことが…今に生きる、わたくし自身の糧。遠く時を隔てて今、この空間にともに生きる。
この実感、この幸せ。ひたすら生きてくれたらと願いを架ける。　命としてヒトはひとりひとり、まったく違う人生を歩んでいるでしょう。
あなたにしかできない人生を…あなた自身で精一杯輝いてもらいたい。　もしそのお手伝いとして私たちにできることは何か？

私達は　考えます…そして、しっかりと視る、観る、診る…

…それは例えば各種の専門的な検査をして、少しでも分かっていただけるように説明することかもしれません。

もし、気づいた事や検査で今、この瞬間にあなた自身がいちばん必要とする事はどのようなことか！
さらに深めて…私達にできることはあるのか？　また、できない事とは何か！をみつめます

わたしたちのマーク（練馬カイロのシンボル）は私どもが考える医学におけるカイロプラクティックの使命感を現し、イメージしたままに表現しました。

地上生物としてのヒトが共に手に手をとり相い、たがいに健康を祈り（互いに健康を誓うすがた）
カイロプラクターは背中を中心に接することが多いのですが、気持ちの上では向き合って接しています。
このヒト科ヒト属が共に手を取り互いの健康を誓い合う祈る姿です。　この幸せの輪を日本中さらに、世界中に広げたい。そう…思っているからです。

練馬カイロプラクティックセンター長
浮須裕未B.App.Sc.(chiro.)　2005.12.11